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「フューチャーデザイン演習(2022年度秋学期)」を実施しました

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ITECは、高等研究教育院と共同で進める「フューチャーデザイン演習(2022年度秋学期)」を実施し、今年度の取り組みを終えました。当該科目は、同志社大学高等研究教育院が展開する領域横断型プログラム「Comm 5.0-AI・データサイエンス副専攻プログラム」「アドバンスト・リベラルアーツ科目群 「次の環境」協創コース」のコア科目です。
フューチャーデザイン(FD: Future Design)とは、「現世代の利得は減るが将来世代を豊かにするような未来志向型意思決定がヒトをより幸福にするという性質を「将来可能性」としたうえで、「仮想将来世代」という視点を意思決定に取り込むことで,そのような「将来可能性」を引き出そうとする社会デザインや実践」をいい (「シラバス」より)、ITECとしても積極的に研究活動に取り組んできたところです。当該演習の今出川校地開講クラスには、文系・理系の垣根を超えた博士後期・前期課程の大学院生が参加し、ITECセンター長の田口教授の指導のもと、グループワーク、ディスカッション、グループでの研究計画構築がなされました。

履修者の声

「他の研究科の方が普段どんな研究をされているのかディスカッションできたことが楽しかった。専攻はそれぞれ違うが、FDが学際研究における共通言語になりうると思えた。(商学研究科)」

「参加しているみなさんの専門を知りつつ、専門の異なる学生が力を合わせて融合的かつ斬新な研究アイデアを作ることができ、非常に面白かったです。(生命医科学研究科)」

「FD演習を通じて、自分の限界を問いながら、自分の可能性を見出すことが実現できたと思います。このような作業は自分にとって、研究領域のもうひとつの新たなドアを開いたような体験でした。FDは個々の人間一人一人に対しても有益な考え方または実践だと考え始めました。(グローバルスタディーズ研究科)」

ITECでは、2023年度も、このような取り組みに参画し、同志社の教育活動、特に若手研究者の育成にも積極的に貢献する予定です。

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